アップルパイときな粉

3/20～3/23劇団銀石『ブラウファウスト』
無事に千秋楽を迎え、全公演が終わりました。
高円寺は明石スタジオに足を運んでくださった皆様に
本当に心からの感謝
ありがとうございました

この公演に係わってくれた皆様
本当に助かったことがたくさんあります
ありがとうございました

劇場でお会いすることはできなかったけれども
差し入れやお神酒、応援メールなどをくれた皆様
本当に嬉しい気持ちでいっぱいです
ありがとうございました

たくさんの人に支えられて
1つの公演が行われているんだという実感
痛感
愛で満ちている現場
ありがとうございました


千秋楽
泣いても笑っても最後のステージ
もうここへは来ない
骨を埋めてさようなら

朝
予想外の人からのメール
至って普通のなんともない内容
だけど
愛されてる
信頼されてる
心配されてる
その他諸々
がわかってとびっきりのナキワライ

同じ時間
違う場所で
逢いましょう

果てしなく楽しい
全部考えていて何も考えてない
無防備という臨戦体勢に入って
まっさらで舞台に立って
新たな感覚

開場直前の全体集合で
最後の気合いれ
今回改名した斉藤マッチュが皆に声をかける
その言葉
たぶん一生忘れない

あの言葉
抱えながら芝居やって挑んで
やってやろうじゃない
象徴的な理論

明転してりっくんを見たら
闘志にも似た何かが
明らかにこみ上げる

これは潰せない
潰しちゃいけない
足は引っ張れない
ひしひしと伝わってくる
今にも死にそうな最後のモガキに似たもの

大好き
皆大好き

その日はひっこんで
袖でなぜか涙が出た
なんでやー


次はキリンバズウカでの演出助手
ちゃんと受信したものを発信したい
皆年上、ステキな現場

ちくしょー
芝居がしたい


釣り人が去った多摩川を
ナイロンのジャンパーを着て
黒い帽子を被ったおじさんと並んで見ている
制服のスカートがゆれる

我が儘言うほど子どもじゃない
流れで寝るほど大人じゃない
泣いて甘えるほど女じゃない
怒鳴って殴るほど男じゃない

感情はどこにも行かない
ワタシはどこにも行かない
どこにも行けない
道に迷ったままテント立てておやすみ

腰を降ろすと一気にこみあげる
瞼は抵抗力を失って
ワタシを甘やかす

ごくせん好き